Bausch&Lomb Anastigmat 35mm f3 ( Cマウント )

Bausch&Lomb Anastigmat 35mm f3

Cマウントレンズは非常にラインナップが豊富で様々な仕様のレンズが存在しています。このBausch&LombのAnastigmat 35mm f3はレンズユニットとマウント部が別部品で構成されており、Cマウントと同じネジ山で固定されています。マウントには固定焦点とヘリコイド付きの二種類ありますが、このネジを利用すれば固定焦点でも簡単にピント合わせができます。

焦点距離35mmとは思えないほどコンパクトなレンズです。


Bausch&Lomb Anastigmat 35mm f3
X-E1 3:2

まずはf3開放での一枚。
レンズの繰り出しに慣れてしまえばレンズ先端から50cm程度までの接写が可能です。開放から非常にシャープで、落ち着いた発色が魅力的です。
個体によっては開放時甘めの描写をするものもあり、仕様によって味付けを変えているのかもしれません。


Bausch&Lomb Anastigmat 35mm f3
X-E1 3:2

こちらも開放で中心の花にピントを合わせて。
前ボケは自然ですが、背景に若干のグルグルボケが見られます。
16mmフィルム用レンズとは思えないほどのイメージサークルの大きさで、APS-Cでも全く問題なく使用可能です。


Bausch&Lomb Anastigmat 35mm f3
NEX-3 3:2 f8

絞ればさらにシャープな絵となりますが、やはりAPS-Cでケラレは発生しません。


Bausch&Lomb 35mm f3

珍しいヘリコイド付きモデルはこの様な形状です。ヘリコイドの移動量が少ないのが残念ですが、とちらもコンパクトにまとまっています。


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