Carl Zeiss Distagon 25mm f1.2 ( Arri-Bマウント )


DistagonはCarlZeissのスチルの広角用のレンズ構成としては有名ですが、Arriflex用レンズでももちろん使用されています。
スチル用ではf1.4~f4までの開放値のものが多いですが、このレンズはf1.2です。さすがはムービー用のレンズですね。


GH1 3:2

16mmフィルム用レンズですので、マイクロフォーサーズフォーマットで使用すると四隅に若干の光量落ちがあります。開放では顕著ですが、絞ると改善されてきます。
本来の設計よりも外側を使用していますので、樽型の歪曲収差も目立ちます。

開放から見た目に近い色味を再現してくれており、良く使用している戦前のCマウントレンズとは全く異なった印象です。


GH1 3:2

ラーメン店内で開放にて撮影。
ネギにピントを合わせたのですが、拡大するとネギのみずみずしい質感が良く出ています。背景のボケ見も綺麗で、上質な写りを提供してくれます。

f1.2の開放からとてもシャープなので、夜間や暗所で重宝するレンズです。

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