Schneider Cine Xenon 50mm f2 ( Arriflex STDマウント )


ArriflexマウントのシネレンズではZeissやCookeが人気ですが、流通量ではSchneiderも負けてはいません。
16mm用、35mm用どちらも豊富な焦点距離があり、名称もXenon、CineXenon、ArriflexCineXenonなど様々です。このCineXenon50mm f2はArriflexスタンダードマウントのレンズです。

ピントリングがマウント部と別体の直進ヘリコイドが採用されておりスムーズなピント合わせが可能となっていますが、絞りリングにも便利な機能が搭載されているのです。

 

絞りにクリックが付いていると希望の数値に瞬時にあわせることが可能ですが、クリック無しならばズムーズな開閉が可能です。
当レンズではレバーでクリック有り無しを切り替えることが可能となっており、画像のAがクリック有り、Eがクリック無しです。



絞り羽の動きも特徴的です。普通の虹彩絞りは最後まで絞っても小さな穴が残りますが、本レンズは絞り込むと羽の一枚が穴を塞ぎ、完全な暗転が可能です。
クリック無しで絞り込めば自然なフェードアウトを撮影できるというわけです。


X-E1の作例はコチラ

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