Schneider Xenon 25mm f1.4 ( Cマウント )

Schneider  Xenon 25mm f1.4

Schneider社は1920年代からCマウントレンズを製造しており、25mmクラスだけでも様々な開放値のもの存在しています。

今回ご紹介するのはf1.4ですが、後玉の周辺形状がArriflexCineXenon 25mm f1.4と酷似しており、同じ光学系を使用しているように見えます。
クロームメッキのコンパクトボディからは、どのような描写を見せてくれるのでしょうか?

使用カメラはGH1、すべて開放での作例をご覧ください。


Schneider  Xenon 25mm f1.4
GH1 3:2

最短撮影距離でキバナコスモスを。
コンパクトながらヘリコイドの移動量は確保してあり、レンズ先端から約35cmまでの接写が可能です。
ピント部はシャープで、拡大すれば花の細部まで確認できます。

描写の傾向もArriflexCineXenonとよく似ています。


Schneider  Xenon 25mm f1.4
GH1 3:2

少し離れて神社の石像を。
16mmフィルム用レンズですので、マイクロフォーサーズの使用では周囲に口径食が目立ちますが、グルグルボケというほどではありません。
四隅に減光<は見られるものの、Xenon 25mm f1.5と比べるとずいぶん優秀です。


Schneider  Xenon 25mm f1.4
GH1 3:2 f8

最後にf8に絞っての一枚を。
絞って撮影すれば全域で非常にシャープとなり、周辺減光も目立たなくなります。

ケラレが気になるマイクロフォーサーズユーザーにオススメのレンズです。


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