Kowa Cine Prominar 100mm f2.3

Kowa Cine Prominar 100mm f2.3

描写に定評があることで知られるKowaのCineProminarシリーズですが、そのほとんどが海外に輸出されており国内では中々お目にかかることが出来ません。
シリーズ中最も焦点距離が長いのがこの100mm f2.3です。様々なマウントで使用されるレンズですが、本レンズはマウントの無いユニットのみで提供された物のようです。
絞りリングのT表記なので、T2.6スタートとなっています。


Kowa Cine Prominar 100mm f2.3

大きなレンズで、135判はもちろん中判フォーマットもカバーするかもしれません。
アンバーのコーティングが美しいです。


Kowa Cine Prominar 100mm f2.3

レンズユニットはこの様に豪華な化粧箱に入って販売されていたようです。
マウントが無い為しばらくは防湿庫で保管することとなりそうですが、描写が気になりますね。


1 件のコメント:

  1. コーワのシネレンズはノーヘルコイドで供給されていたのですがパナビジョンと手を結んだ為に国内で永い事供給されずに近年まで経過し、パナビジョンと縁が切れた時にはカメラ産業から撤退し、シネレンズの製造も終わりました、
    化粧箱に入っているのは殆どが見かけませんでしたが、このレンズもデットストック品でしょう。
    昨年私も50mmと100mmデットストック品を販売しました、このレンズはクックに匹敵する性能を持っています、イオスマウントに組み込めばフルサイズまでカバーするはずです、

    マウントして撮影される事を強くお勧めします。

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