NEX-3 + Kern Switar 75mm f1.9


GH1との組み合わせですばらしい描写を見せてくれたARタイプのSwitar 75mm f1.9ですが、今回はNEXでの作例を見てみましょう。
使用機材はNEX-3、すべて開放で撮影しました。


NEX-3 + Kern Switar 75mm f1.9
NEX-3 3:2

まずは最短での一枚。
開放では被写界深度が浅く、慎重なピント合わせが必要です。独特のボケ味が被写体を浮き上がらせています。
APS-CフォーマットのNEXでは四隅にわずかなケラレがあるようです。


NEX-3 + Kern Switar 75mm f1.9
NEX-3 3:2

こちらも最短で撮影。
ピント部は開放から非常にシャープです。35mm換算で約112mmの焦点距離となりますが、開放値と相まって背景は強力にボケています。


NEX-3 + Kern Switar 75mm f1.9
NEX-3 3:2

数メートル離れたスクーターにピントを合わせて。
GH1の作例でも確認できましたが、ARタイプでよく見られるグルグルボケがNEXではより目立ちます。もちろん絞れば目立たなくなりますので、用途によって使い分ける事が可能です。
発色も良く、見たままの色味を再現してくれます。

NEXとの組み合わせも良好で、他のCマウントレンズよりも上質な写りを提供てくれている印象です。

0 件のコメント:

コメントを投稿