マニアの間で人気のBaltarシリーズは、16mmフィルム用と35mmフィルム用のものが存在しています。20mm f2.3は16mmフォーマット用のシネレンズながら、マイクロフォーサーズフォーマットでケラレが発生しない便利なレンズです。運良く状態の良いものを手に入れたので、Cマウントへと改造を行いました。
バックフォーカスが短くヘリコイドへの固定が難しかったのですが、WORKS KANEKOさんの加工により無事Switar25mmのヘリコイドへと組み込むことが出来ました。
フード部が絞りリングをかねており、絞り調整も可能です。
フード部が絞りリングをかねており、絞り調整も可能です。
それでは、GH1開放での作例をご覧ください。
GH1 3:2
まずは最短撮影距離での一枚。
日陰の植木鉢だったのですが、花の微妙な色味もしっかりと再現してくれています。背景のボケもうるさすぎず良い雰囲気です。
GH1 3:2
日中、花やしきのアトラクションを見上げての一枚。
空などを撮影すると周辺減光が目立ちますが、そこもお気に入りのポイントです。
ピント部は非常にシャープで、文字中を走るのネオン管までしっかりと描写してくれています。
空などを撮影すると周辺減光が目立ちますが、そこもお気に入りのポイントです。
ピント部は非常にシャープで、文字中を走るのネオン管までしっかりと描写してくれています。
GH1 3:2
夜の浅草神社での一枚。
ISO1600でもシャッタースピードが1/40秒と、GH1ではかなりギリギリの状況でしたが、なかなか良い雰囲気を出してくれました。神社の赤みもこってりとした色味で、好感が持てます。しかしフレアが出やすいので、電球など強い光源には注意が必要です。
すばらしい描写で改造ベースとして非常にオススメです。
すばらしい描写で改造ベースとして非常にオススメです。
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