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Wide Angle Speed Anastigmat f1.5 ( Cマウント )

Wide Angle Speed Anastigmat f1.5

珍しいレンズ構成とその小ぶりな外観がマニア心をくすぐるDallmeyerの広角Cマウントレンズ、WideAngle SpeedAnastigmat f1.5です。
レンズ名に焦点距離が入っていませんが、個体によっては筐体に15mmの刻印があるものも存在しており、SpeedAnastigmatシリーズで最も焦点距離が短い事がわかります。

E-M5すべて開放での作例をご覧下さい。


Wide Angle Speed Anastigmat f1.5
E-M5 3:2

まずは接写での一枚。最短撮影距離はレンズ先端から約12cmで、かなりの接写が可能です。
ピント部は開放から非常にシャープで、花の各部を細かく記録してくれています。
背景のボケには激しさと柔らかさが共存しており、絵画の様な幻想的な写りを楽しませてくれます。



Wide Angle Speed Anastigmat f1.5
E-M5 3:2

数十センチ離れた猫にピントを合わせて。
この距離でもピント部は非常にシャープで、前後ボケで放射状やグルグルボケが見られます。
16mmフィルム用の広角レンズの為マイクロフォーサーズではケラレが発生するものの、他のレンズと比べるとかなりイメージサークルは大きい印象です。
減光とボケによって中心部が浮き出るような描写となりました。



Wide Angle Speed Anastigmat f1.5
E-M5 1:1

ケラレが気になる方にはスクエア撮影も有効です。
この作例では背景の木漏れ日に特徴的な形状のボケが見られます。

被写体までの距離や撮影条件により様々な表情を見せてくれるレンズです。

Wollensak Cine Raptar 1inch f1.9 ( Cマウント )



CineRaptar 1inch f1.9はWollensakを代表する標準Cマウントレンズです。
個体数が多く比較的安価で入手することができる上、描写がとても良いです。


E-P1 4:3

夜に開放で撮影。
発色が良く中心部も開放からとてもシャープです。
背景では若干のグルグルボケもありますので、Cマウントレンズの面白さを存分に楽しむ事が出来ます。


E-P1 4:3

こちらのも開放で撮影。
ネオンの影響を受け、全体的に柔らかい雰囲気の写りとなりました。
イメージサークルがとても大きく、マイクロフォーサーズでケラレが発生しないのも、嬉しいポイントです。

比較的安価で入手できますので、Cマウントレンズをはじめて買う方にオススメの一本です。


NEXの作例はコチラ
X-E1の作例はコチラ

Wollensak Cine Velostigmat 1inch f1.9 ( Cマウント )

Wollensak Cine Velostigmat 1inch f1.9

Cマウントレンズでは、同じ焦点距離でも開放値が異なるものをラインナップしているメーカーがとても多いです。Wollensakもその中のひとつです。
このCineVelostigmat 1inch f1.9にも同じ概観形状で1inch f1.5が存在しています。
刻印で見分けるしかないので、購入の際は注意しなければなりません。


Wollensak Cine Velostigmat 1inch f1.9
E-P1 4:3

開放から中心部はカリカリシャープに、背景ではグルグルボケが楽します。
f1.5と描写の傾向は良く似ています。


Wollensak Cine Velostigmat 1inch f1.9
E-P1 4:3

イメージサークルも大きく、マイクロフォーサーズではケラレが発生しません。


X-E1の作例はコチラ

Wollensak Cine Velostigmat 1inch f1.5 ( Cマウント )


Wollensakの標準Cマウントレンズ、CineVelostigmat 1inch f1.5です。
持ち運びに便利な小ぶりの筐体が特徴的ですが、様々な収差を楽む事できます。


E-P1 4:3

ノンコーティングレンズの為か、開放のピント部では滲みが見られます。
イメージサークルが大きく、マイクロフォーサーズではケラレが発生しません。


E-P1 4:3

被写体によってはグルグルボケが目立つものがあり、どのように写るか予測出来ない楽しさがあります。

イメージサークルが大きく価格も手頃な物が多いので、初心者にもオススメ出来るレンズです。


NEXの作例はコチラ

Wollensak Cine Raptar 1inch f1.4 ( Cマウント )

Wollensak Cine Raptar 1inch f1.4

Wollensakの珍しいCマウントレンズ、CineRaptar 1inch f1.4です。
1inch f1.9はイメージサークルが大きくAPS-Cでも使用し易いレンズですが、開放値の明るい本レンズはどうでしょうか?


Wollensak Cine Raptar 1inch f1.4
E-P1 4:3

まず接写での一枚。
近距離撮影時はケラレが発生しません。Cマウントレンズのf1.4クラスではイメージサークルが小さいものが多いので、このレンズは優秀な部類に入ると言えます。
背景では楕円に伸びた光の粒が目立ちます。


Wollensak Cine Raptar 1inch f1.4
E-P1 4:3

1m程度離れた木にピントを合わせて。
樽型の歪曲は目立ちますが。ピント中心部のシャープさもなかなかのものです。
結像している範囲もとても広く、使用し易いレンズです。

Wollensak Cine Velostigmat 15mm f2.7 ( Cマウント )

Wollensak Cine Velostigmat 15mm f2.7

Wollensakのとても小さな広角Cマウントレンズ、Cine Velostigmat 15mm f2.7のご紹介です。

これまでに手にしたCマウントレンズの中でもトップクラスの小ささで、Rレンズキャップと比べるとそのサイズがわかると思います。


Wollensak Cine Velostigmat 15mm f2.7
E-P1 3:2

焦点距離15mmの広角レンズですので、マイクロフォーサーズではさすがにケラレが発生します。
滲みが強く、柔らかく幻想的な写りになっています。背景の乱れも目立ちますね。


Wollensak Cine Velostigmat 15mm f2.7
E-P1 6:6

6:6のスクエアでは左右が大きくトリミングされる為、ケラレが気になりません。
Cマウントの広角レンズには、スクエアのアスペクト比が適している場面が多いようです。

Taylor Hobson Cooke Ivotal 2inch f1.4 ( Cマウント )

Taylor Hobson Cooke Ivotal 2inch f1.4

Cooke Ivotal 2inch f1.4は、135版で標準レンズとして使用できる為、銀塩時代からマニアの間でLeicaマウント等に改造されてきたレンズです。状態の良い物が少なく、Cマウントの中では高価なレンズとなっている様です。
マイクロフォーサーズで使用すると換算で100mmの望遠レンズとして使用できます。写りも非常に良く、人気があるのも頷けます。


Taylor Hobson Cooke Ivotal 2inch f1.4
E-P1 4:3

f1.4という明るさの影響でピントはシビアですが、手前も奥も綺麗にボケてくれています。


Taylor Hobson Cooke Ivotal 2inch f1.4
E-P1 4:3

f1.4クラスの開放は、夜間に発揮されます。
開放から安定した描写なので、手持ち撮影の良い味方となってくれます。

Taylor Hobson Cooke Cinema 1inch f3.5 ( Cマウント )

Taylor Hobson Cooke Cinema 1inch f3.5

CookeCinema1inch f3.5は年式は古く相場も手ごろなCマウントレンズです。
Bell&HowellのFilmoに採用されていたレンズで、多くの個体が流通しています。

ヘリコイドが無い固定焦点、開放値もf3.5と控えめなレンズですが写りはどうでしょうか?


Taylor Hobson Cooke Cinema 1inch f3.5
E-P1 4:3

イメージサークルが非常に大きく、マイクロフォーサーズフォーマットをフルカバーしています。APS-Cでのテストは行っていませんが、かなりの範囲をカバーしてくれそうです。

Cマウントの固定焦点式のレンズは、マウントネジを緩めてピントを合わせます。
慣れれば問題無く撮影することが可能です。


Taylor Hobson Cooke Cinema 1inch f3.5
E-P1 4:3

本レンズは前玉に多くの傷がありました。状態が良ければもっと発色が良いのかもしれません。

Taylor Hobson Serital 1inch f1.9 ( Cマウント )

Taylor Hobson Serital 1inch f1.9

TaylorHobson製造のレンズはCooke銘が入っているものが非常に多いですが、このSerital 1inch f1.9にはありません。TaylorHobsonのオリジナルレンズなのかもしれません。
半艶シルバーの小さな筐体が特徴です。


Taylor Hobson Serital 1inch f1.9
E-P1 4:3

マイクロフォーサーズで使用すると四隅のケラレとグルグルボケが目立ちます。
ピント部も甘く、これぞCマウントレンズといった写りです。


Taylor Hobson Serital 1inch f1.9
E-P1 4:3

25mmクラスの中ではケラレが目立ちますので、上下トリミングの3:2やスクエアアスペクト比での撮影が良いかもしれません。

Taylor Hobson Cooke Kinetal 25mm f1.8(Arri-Stdマウント)


以前、Arriマウントのレンズ数本を試写させていただいた際に、私好みの写りだったのがCooke Kinetalシリーズです。
Taylor HobsonのArriflexのレンズでは16mmフォーマットのKinetalシリーズ、35mmフォーマットのSpeedPanchroが有名です。

Kinetal 25mm f1.8は開放からシャープな写りが魅力です。


Taylor Hobson Cooke Kinetal 25mm f1.8
E-P1 4:3

開放から周囲までしっかりと結像しており、中心部は非常にシャープです。葉の表面の毛まで繊細に描写してくれています。


Taylor Hobson Cooke Kinetal 25mm f1.8
E-P1 4:3

最短撮影距離の25cmに寄っての一枚。
しっかりとした色味でボケも美しいです。


Taylor Hobson Cooke Kinetal 25mm f1.8
E-P1 4:3

とても自然な発色ですが、E-P1で撮影した場合四隅に光量落ちが見られます。
16mmフォーマット用のレンズですので、Arriマウント特有の大きめのフードが写りこんでいます。

Arriマウント特有のフード部を使用しなければケラレ無く撮影することも可能です。
Cマウント改の記事はコチラ

Taylor Hobson Cooke Filmo Special 1inch f1.8(Cマウント)

Taylor Hobson Cooke Filmo Special 1inch f1.8

比較的安価でグルグルボケを楽しめるレンズとして知られるのがTaylorHobsonのCooke FilmoSpecial 1inch f1.8です。
古い年式のレンズで、Cooke Kinic 1inch f1.5と良く似た外観です。


Taylor Hobson Cooke Filmo Special 1inch f1.8
E-P1 4:3

室内での撮影なので高感度ノイズが多いですが、接写能力が高くかなり寄っての撮影が可能です。
イメージサークルはマイクロフォーサーズをカバーするほどに大きいですが、開放では全域で甘めの描写です。


Taylor Hobson Cooke Filmo Special 1inch f1.8
E-P1 4:3

夜、LEDのイルミネーションを撮影するとこの様な絵になります。
強い光源では全体的にフレアがかり、周囲では非常には強烈なグルグルボケが発生しています。
非常に癖のある描写です。

Taylor Hobson Cooke Ivotal 1inch f1.4 ( Cマウント )

Taylor Hobson Cooke Ivotal 1inch f1.4

Cooke Ivotal 25mm f1.4はTaylorHobsonの人気Cマウントレンズです。
戦後に製造された比較的新しいレンズで、メッキの質感もよく、形状にも高級感があります。
E-P1に取り付けた際の見た目も良く、万人に好まれそうなレンズです。


Taylor Hobson Cooke Ivotal 1inch f1.4
E-P1 4:3

開放での撮影にもかかわらず、ピント中心部は非常にシャープです。
ボケ味は少々二線ボケが目立ちますが、これがIvotal系の特徴のひとつだと思います。


Taylor Hobson Cooke Ivotal 1inch f1.4
E-P1 4:3

イメージサークルも大きく写りの良いレンズです。

Taylor Hobson Cooke Kinetal 17.5mm f1.8 ( Arri-Stdマウント )


イングランドのレンズメーカーTaylorHobsonではCookeブランドレンズを数多く生産していました。
中でも、35mmフィルム用レンズのSpeedPanchroシリーズが高性能として知られていますが、16mmフィルム用レンズのKinetalシリーズも負けてはいません。
 

Cooke Kinetal 17.5mm f1.8はマイクロフォーサーズでは扱いやすい画角のレンズです。


Cooke Kintal 17.5mm f1.8
E-P1 4:3

最短撮影距離約20cmに寄っての一枚。
マイクロフォーサーズではケラレが目立つレンズですが、最短撮影時は扱いやすい程度に収まってくれています。
ピント部は非常にシャープで、思い切ったトリミングにも耐える解像力です。
背景には二線ボケが目立ちます。


Cooke Kintal 17.5mm f1.8
E-P1 3:2

夕方時、植え込みのキバナコスモスを撮影。
薄暗い中の撮影だったのですが、発色が非常に良い事がわかります。


Cooke Kintal 17.5mm f1.8
E-P1 3:2

ケラレが気にならない方にはオススメのレンズです。

Taylor Hobson Cooke Anastigmat 15mm f2.5(Cマウント)

 Cooke Anastigmat 15mm f2.5

TaylorHobsonの広角レンズ Cooke Anastigmat 15mm f2.5です。
Cマウントレンズの中では比較的薄型ですが、直径がそれなりにあるので見た目よりも大きく感じるレンズです。E-P1に取り付けるとパンケーキレンズのようでなかなか似合います。


 Cooke Anastigmat 15mm f2.5
E-P1 4:3

4:3では大きくケラれますが、15mmクラスの中では大きめのイメージサークルです。
控えめな開放値のおかげか全体的にシャープな写りで、よく言えば無難、悪く言えばこれといった特徴の無い写りといった印象です。
マイクロフォーサーズでの使用では樽型の歪曲が少々目立ちます。


 Cooke Anastigmat 15mm f2.5
E-P1 6:6

これぐらい大きくケラれるレンズは、Nikon1やPentaxQなど小さなセンサー搭載機での使用が良いかもしれません。

Berthiot Cinor Special 25mm f1.8 ( Cマウント改 )


Cinor Special 25m f1.8はSomの無いBerthiotのみが刻印されたレンズです。
良く出来たレンズですが、8mmか16mmカメラのレンズをCマウントへと改造したものの様です.。

ピントリングにかわいいレバーがついているのが特徴です。


E-P1 4:3

ピント中心部は開放から非常にシャープで、背景はグルグルボケが目立ちます。
適度な周辺減光が良い味を出しています。


E-P1 4:3

日光が強く反射いている個所では、滲んで甘い描写になります。
オールドレンズの写りを楽しめるレンズです。

Berthiot Cinor Spesial 20mm f2.8 ( Cマウント改 )


Somの無いBerthiotのみの表記がされたCマウントレンズ、CinorSpecial 20mm f2.8です。
純正とは思えない形状をしていますので、8mmか16mmカメラのレンズを使用した改造レンズではないかと推測できます。

非常に小さい筐体で、ヘリコイドの無い固定焦点と真鍮の絞りリングをが特徴です。


E-P1 6:6

20mmにしてはケラレが大きくいですが、それすら気にならない味のある写りですね。
ノンコーティングレンズですが、中心部の描写はなかなかのものです。


E-P1 6:6

こちらは屋内での撮影ですが、立体感のある描写には驚かされます。

Som Berthiot Cinor 75mm f3.5 ( Cマウント )


SomBerthiotのレンズは広角~標準ばかり紹介しいますが、もちろん望遠のCマウントレンズもあります。
Cinor 75mm f3.5は開放値こそ暗めではあるものの、自然なボケ味を楽しむ事が可能なレンズです。


E-P1 4:3

色味は淡いですが、全体的にシャープでボケ味も自然です。
本レンズは前玉に拭き傷が多数ありました。全体的に淡い色味なのはその影響があるかもしれません。


E-P1 4:3

イメージサークルにも余裕があり、APS-Cでの使用も問題なさそうです。APS-Cの場合35mm換算で約110mmの望遠レンズとして使用できます。