X-E1 + Carl Zeiss Distagon 16mm f2

Carl Zeiss Distagon 16mm f2

久々に手に入れたArriflexスタンダードマウントの広角レンズ、CarlZeiss Distagon 16mm f2の作例です。X-E1に取り付けても程よいサイズで見た目の印象はとても良いです。

今回もすべて開放での作例をご覧ください。


Carl Zeiss Distagon 16mm f2
X-E1 3:2 PROVIA

まずは近距離での一枚。
広角レンズですので最短撮影距離には余裕があり、レンズ先端から約12cm程度までの接写が可能です。近距離撮影では背景のボケが大きく、f2という明るい開放値の恩恵を感じる事ができます。
APS-Cフォーマットでは35mm換算で約24mmの広角レンズとして使用できますが、歪曲が目立たない為気持ちの良い迫力感があります。


Carl Zeiss Distagon 16mm f2
X-E1 3:2 PROVIA

熊野神社にて狛犬にピントを合わせて。
開放ながらピント部がシャープで撮影時にはとても驚かされました。全体的な発色も非常に濃厚で現行のレンズを使用しているかのようです。
背景の葉の光を見ると中心部の周囲に口径食が見られますが、絞れば全域で均一なボケ味となります。


Carl Zeiss Distagon 16mm f2
X-E1 3:2 PROVIA

最後にお台場よりレインボーブリッジを。
遠景では被写界深度がぐっと深くなりかなりの範囲が結像しています。開放では若干の周辺減光がありますが一段絞るとほとんど目立たなくなります。


その評判からぜひとも入手したかったレンズだったのですが、実際に使用してみて発色や歪曲の少なさにはとても驚かされました。高性能な広角シネレンズをお探しの方には非常にオススメです。


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