Carl Zeiss Kino Tele Tessar 10cm f4 ( Cマウント )

Carl Zeiss Kino Tele Tessar 10cm f4

Arriマウントのレンズはかなりの種類を製造しているCarlZeissですが、Cマウントのラインナップはあまり多くありません。こちらのKinoTeleTessar 10cm f4は唯一試すことが出来たCマウント望遠レンズです。
Tessarはスチル用ではスタンダードな銘柄ですが、Kinoがシネ用レンズということを表しています。


Carl Zeiss Kino Tele Tessar 10cm f4
E-P1 4:3

最短撮影距離が1m弱ですが、マイクロフォーサーズフォーマットでは35mm換算で200mmとなり、ずいぶんと寄れている印象です。
f4と控えめな明るさですが、焦点距離が長いので適度にボケてくれています。


E-P1 4:3

シリアルナンバーから1930年の製造のレンズということがわかります。80年の歴史を感じさせるノスタルジックな描写で、四隅には光量落ちと口径食が目立ちます。


Carl Zeiss Kino Tele Tessar 10cm f4
GH1 3:2

柔らかく味のある描写のレンズです。めったに見ないレンズなので、見つけたら入手してしまった方が良いかもしれません。

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