APS-Cとの組み合わせでは素晴らしい描写を見せてくれたCine Prominar 50mm f2ですが、135判での描写はどうでしょうか?SONY α7II、すべて開放での作例をご覧ください。
α7II 3:2
まずは薔薇の花を近距離で。
本レンズは35mmフィルム用のシネレンズですが、イメージサークルに余裕がある為135判でもはっきりとしたケラレは見られません。
ピント部である花びらの質感も素晴らしく、背景のボケも落ち着いた印象です。
本レンズは35mmフィルム用のシネレンズですが、イメージサークルに余裕がある為135判でもはっきりとしたケラレは見られません。
ピント部である花びらの質感も素晴らしく、背景のボケも落ち着いた印象です。
α7II 3:2
2mほど離れたマネキンにピントを合わせて。
周辺減光があるものの周囲での歪曲は目立ちません。発色の良く締りのある描写は現行のレンズを使用しているかの様です。
周辺減光があるものの周囲での歪曲は目立ちません。発色の良く締りのある描写は現行のレンズを使用しているかの様です。
α7II 3:2
夕暮れ時の中華街朝陽門を。
これだけ離れた被写体では被写界深度はかなり深くなり、背景のマンションもほとんどボケていません。
これだけ離れた被写体では被写界深度はかなり深くなり、背景のマンションもほとんどボケていません。
中心部拡大
上の画像の中心部を等倍で切り出しました。
ピント部の解像力はすさまじく、細かい彫刻や鮮やかな色彩を細部まで記録してくれました。数々のシネレンズを使用して来ましたが、開放でこのレベルはこれまでに経験がありません。
ピント部の解像力はすさまじく、細かい彫刻や鮮やかな色彩を細部まで記録してくれました。数々のシネレンズを使用して来ましたが、開放でこのレベルはこれまでに経験がありません。
本来のイメージサークルよりはるかに大きい135判でも、素晴らしい描写を楽しむことが出来ました。
映画業界で重宝されている理由が良くわかります。
Cooke SpeedPanchro 50mm f2 SerⅡとの比較はコチラ
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